ぷん

シェルブールの雨傘のぷんのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
3.5
愛して合うギイとジュヌジェネーブ、ギイは戦地に行かなければならなくなりギイとジュヌジェネーブの間に辛く長い別れが訪れる。

全編ミュージカルでセリフ一つ一つが歌になってるっていうかなり洒落た映画。
20代前半の恋愛ってなぜあんなに「生と死が決まってしまうかのような恋愛」をしてしまうのか。
あなたがいないと生きていけないと本気で思い込み、蓋を開けてみれば1,2年経ってしまい状況がガラッと変わってしまうという。
この映画のギイとジュヌジェネーブ、自分の周りにもよくいるような典型的なセカイ系カップルとでも言える、見てて不安になるくらい公然でベタベタできるカップルなのだ。ストーリーが進むにつれて状況が悪化していき最後のオチがかなり秀逸というか皮肉というか何というか、、
カトリーヌドヌーブもいう女優さん、かなり美しかった。それだけで結構満足。
ぷん

ぷん