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ノルウェイの森のmatildaのレビュー・感想・評価

ノルウェイの森(2010年製作の映画)
1.7
こりゃひどい。最近小説を読み終わったから映画も見てみようと思ったら、最初らへんのくだり展開が早すぎるし説明なさすぎるしで、予告編を間違えて再生したんかな?って思った。想像は人それぞれやから違っててもいいものの、わたしの想像のキャラクターとみんな違ってた。
ここからはもはや映画としてじゃなくて小説の感想やけど、死と生の狭間で生きていく登場人物たちの説明のつかない複雑な感情が、何故かふと共感できるところがあったり、考えさせられる場面が多かった。あと、ミドリがワタナベに対して怒る場面、めちゃめちゃ共感できてしんどかった....。
この小説の中で、生きることを表現するために「性」を扱ってるのはなんとなく分かったんやけど、最後はレイコと寝る必要あった...?とか思うところはたくさんあるけれど、とにかく読んで良かった小説だとは思う。細かな表現がある分想像しやすかったし、読んでて引きこまれた。
しかし、映画はひどい!!!(笑)
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