ノルウェイの森の作品情報・感想・評価

「ノルウェイの森」に投稿された感想・評価

Shun

Shunの感想・評価

4.4
何度観ても、松山ケンイチのワタナベと玉山鉄二が永沢の喋り方と雰囲気が原作の想像にとても似てていい!あと、水原希子の緑がバーで青森県出身の松山ケンイチに青森行ったことある?って尋ねるのが面白い。笑
私は映画に関しては雑食に近く、なんでも挑戦しますが、小説に関してはえり好みがとても激しいのです。昔から漱石か春樹しか読みません。(毎年ノーベル賞で話題となっているけど、村上春樹さんはそういうタイプの作家さんではないと思います。)

とはいえ2000年代以降の彼の作品は好きでなく、初期作をベースに何度も読んできました。(他の作家さんも読むには読むのですが、2冊目に手が伸びることはありませんでした。)

特にお気に入りの『1973年のピンボール』は数ページを適当に読んだりしていて、たまに読む程度でしたが何年にも渡って読んでいた。今思えばそういう読み方こそ私流のハルキスト(彼の作品との付き合い方)だった。

さて、本作についてですが、小説では一度しか読んでないし、おそらく今後も読むことはないだろう。それだけ私にとって特別な小説であり、私の若かりし頃に抱いた印象を、ほぼ確認として見始めました。やはり自分の『ノルウェイの森』とは違った。何よりキャスティングが一人を除いてイメージと違いすぎた。


あくまでこの監督さんの解釈であり、私の感情を抜きにして没入することはできず、乗れなかった。だから自分の納得のいく評価はできそうになく、評価はなしです。

本とは違い、この作品に思い入れが湧かなかった。

10代の頃に出会ってしまった読書体験が最近まで作用していて、そこからなかなか抜け出せなかった自分を歯がゆく思います。

なによりこの映画というより、村上春樹氏(の作品)への思いを綴ったレビューとなってしまいました。
エミカ

エミカの感想・評価

1.6
松山ケンイチさんの演技が好きなので興味本位で借りて見た。
場面によって入るBGMが合ってなさすぎて毎回イライラさせられたり、カットの仕方も謎で内容がまっすぐ入ってこない。
直子が亡くなった後に悲しむワタナベ(松山ケンイチ)の演技はリアルだったなと思う。
Taiga

Taigaの感想・評価

3.4
原作と切り離して考えれば、「時の止まった死者と、進み続ける生者の宿命」というものが官能的に描かれていた。
だが、それも割とありきたりなメッセージに思える、原作で描かれていた人のエゴイズムだとか、もっと陰鬱で本質的なものがやや足りない所感がする、ノルウェイの森の輪郭をただなぞっただけの印象。
「やれやれ」も足りない…。
ただ、60年代のレトロモダンな雰囲気に心を奪われた。
Renton

Rentonの感想・評価

-
階段の下からグルグルショットは良かった。ラストも良かった、たぶんビートルズ故かもしれないが、
……ふむ。

原作読むかな。w

2012年06月04日 02:04
原作を読んでいないので意味不明な所が多かった。
間の取り方に途中から飽きてしまった!
水原希子の演技が下手くそだった事にビックリ!
ビートルズのノルウェーの森はいい曲です!
tiger

tigerの感想・評価

3.6
原作は昔読んだ。

悪く無いと思う。
カットごとに状況がコロコロ変わる感じが、自分の好みに合っていた。さっきまで笑ってた人が突然泣き出したり、慟哭してた人が笑ったりする安定感の無さが、不安な感じで引き込まれる(まあ裏を返せば、それだけで133分は長いとも言えるけど)。

特にナオコが叫ぶシーンは凄い。延々行ったり来たり歩くのも新鮮だったけど、その後の絶叫。無理無理、常人には受け止めきれんわ、こんな女って感じがよく出ている。

あと玉山鉄二よかった。軽薄な男前にしっかり見える。

ソーシャルネットワークの時も思ったけど、やっぱビートルズの曲の力は半端ねえ。最後にかかるだけでいい映画見た気がする。

糸井重里とか高橋幸宏とかを発見。学生運動リアルタイム世代ってことかな。
いい作品だとは思う。
松山ケンイチ、菊地凛子はじめ役者陣の演技も良く、リー・ピンピンが切り取る画は美しかった。

しかし、どこか心に残るものがなかった。
村上春樹作品で取り上げられる孤独や虚無感を追い求めた結果、何もつかめ取れなかった感じである。スピーディーな編集がストーリーを表面的にしてしまってるのでそこが惜しいなと思った。

僕が見たのは劇場公開版なので編集が違うエクステンデッド版を見ればまた印象は変わるのかもしれない。
YangYang

YangYangの感想・評価

3.3
評判が良くないと聞いていたけど、想像していたより悪くなかった。
映像は本当に美しかったし、60年代の雰囲気がとてもよかった。
松ケンのワタナベは結構板についていたと思う!!

ただ村上春樹独特の空気感忠実に再現する難しさを感じた。
個人的に緑はもっと明け透けで竹を割ったような性格の印象を受けるし、直子はなんか違う、、、。
レイコさんの過去の話がカットされててわりとショックだった。
トランアンユン監督でも無理ならやっぱりウォンカーウァイしかいないのかな、、と。彼の撮る村上ワールド観てみたい!!!
あとレコード屋の店長が細野さんだったのはナイス。
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