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本日休診のwongのレビュー・感想・評価

本日休診(1952年製作の映画)
3.9
それぞれが医師と対面して話をしていく。
泥酔した医師は会話にもあるように記憶にはないが無意識に完璧な処置を行っていた。
自己認識できない無意識的な部分が誰にでもあり、それを周りは見えない状態。
そんなモチーフになっていたのは三国連太郎演じる男。最後のシーンで対面していた者たちが一列に横に並び、その中心に三国さんがいて、母親は足元に抱きつくが、三国さんの見てる視点には感動的なものがあった。
喜劇とみせかけてとんでもないことを盛り込むこのセンス!?
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