終戦直後の東京を舞台に、休診日にもかかわらずひっきりなしに診療の依頼が入る(今では医者の過重労働と言われてしまうような状態の)三雲医院の大先生の奮闘と、そこに暮らす人たちのふれあいを喜劇風に描いた、…
>>続きを読むタイトルに反して休む暇もない多忙な先生。
往診も出産も何でもやるのね。
ユーモアを交えながら、次々と人が現れるので割とドタバタ騒々しい感じ。気の触れた帰還兵(三國連太郎)の存在が絶妙。
気負うこ…
淡島千景がフラフラしながら敬礼する姿がチャーミングで可愛い。
戦後GHQの占領期間が終わる2ヶ月ほど前に公開された作品であり、八春先生の明るい人柄と言葉はこれから急速に近代化していく日本の未来を表…
開院から丸1年を記念して「本日休診」の札を入口に立て掛け、昼寝でもむさぼろうとしていると持ち込まれる様々な患者や問題。しかもそれらはもはや医者の領分ではない問題ばかり。解決に向かい一息つけるかと思う…
>>続きを読む好きだなぁ。めっけもんでした。
喜劇の装いはしているものの初っ端から出てくるのは戦争で心をやられた元軍人。
ほかにも色んな人が出てきて、交差して最後は少し希望が見える。こういう型の作品がとにかく個人…
井伏鱒二の原作を渋谷実監督が映画化。
柳永二郎演じる町医者とそこを訪れる人々の交流が描かれる。
本日休診を謳っても容赦なく様々な病気を抱えた人がやって来る。喜劇らしく戦後の混乱をそこまで感じさせずほ…
コメディタッチなんだけど、内容は結構ディープで、訪れる患者や登場する人物は強姦され心に傷を負った女性、戦争被害によって精神疾患を患った男性、博打依存、貧困で治療費を払えるか心配する女性など、この時…
>>続きを読む鶴田浩二(津和野加吉:しくじりヤクザ
淡島千景(お町
角梨枝子(悠子
柳永二郎(三雲八春:院長
佐田啓二(湯川春三
三國連太郎(勇作:お京の息子
岸惠子(滝さん:看護婦
市川紅梅(豊子夫人
田村秋子…
松竹株式会社