母親、女性の偉大さ
この映画にはありがとう(スペイン語で言うとグラシアス)という言葉が溢れていました。気持ちが重いとかありがた迷惑だなと見ていて私自身が感じても劇中の登場人物は躊躇いも迷いも見せずにありがとうと答えていました。それは映画内のセリフである女性は寛容なんだとアグラードが言った通りだと感じました。
性的倒錯者が多く登場しますが、それを映画が製作された99年にテーマのひとつとして取り入れたことに驚きました。そして、それを受け入れ、拒否したりする描写が無いのも良いなと思いました。
この後の作品でも監督とタッグを組むペネロペ・クルスも出演していて、シスター役をしていました。正直美人すぎて驚きました。