かなり見応えのあったサスペンススリラー。
テロリストの男がアメリカ全土のどこかに3機核爆弾をしかける。
犯人はあっさりと捕まるのですが、もちろん爆弾の場所はFBIやアメリカ軍には吐きません。
そこで登場するのが拷問のスペシャリスト(?)サミュエル・L・ジャクソン演じる「H」と名乗る男。
国も拷問には目を瞑り、その男に任せテロリストをいたぶるがまだ吐かない。非人道的なやり方に批判した女性FBI捜査官も「国のためなら…」と途中から心が揺れる。
そして「H」は強硬手段としてある恐ろしい方法を取ります。
アメリカの国民何千万人という命がかかっているのに、ひとりの敵に対する拷問は非合法なのか?正義って何?人道的とは何?と考えさせられる内容。
そして、ラスト20分くらいはグイグイ引き込まれた。
どんでん返しのようなオチはないけど見応えある作品でした!