音楽がつなぐ奇跡の物語
孤児院で育ったエヴァンは、ある日ある音に誘われてマンハッタンへと抜け出す。そこで様々な出会いがあり、エヴァンは音楽の才能を開き、オーガストラッシュと名乗り活動することに。同時期、エヴァンを産む前に離れ離れになった両親もニューヨークへと向かっていき、、
かなりいい話でした。
途中やりすぎ、都合良すぎなのかな?と思うところもありましたが、それこそ「奇跡のシンフォニー」というくらいだから、いいんです。奇跡で片付けて。
努力は才能に勝つとか言われますが、音楽や芸術、それこそ映画に関しては才能には勝てないと再確認しました。
常人じゃ思いつかない発想や展開の方が、常人にとって面白いんです。
ノーラン監督の構想なんか僕には理解できません。笑
でもそれこそが醍醐味で、その才能を味わうためにお金を払って、感動をもらっているんです。常人の特権ですよね。
途中、ロビンウィリアムズがエヴァンを音楽の道へ誘うのですが、音楽にありがちな、ビジネスと芸術の壁にぶつかります。
本作品ではそこまで言及はしていませんが、どちらが正義で偽善かは正解は無いように思えました。
純粋に、エヴァンが持つ音楽の才能が、ラストシーンのような素晴らしい奇跡を生み、エンドロールで号泣をもたらしてくれたのは間違いないです。
仕事終わりに一人でNetflixにて観て、本当に安らぎになりました。
みなさんもぜひ。