奇抜な家族の奇想天外ドタバタコメディ第二弾。
家族は言わずもがな今回の敵役も個性が尖ってる。デビーはあの手この手でフェスターを殺害しようと試みるけど不気味なほど元気ピンピンで、さすがの悪女も不満爆発である(それでも気が狂わないマインドにだいぶ強みがありそうだが)。こう書いてみると「ドントブリーズ」のような襲ってみたら実はやべーやつだったシリーズでもある。
ウェンズデーたちが通わされるキャンプ編もなかなかブラックユーモアに満ち溢れて面白い。整形箇所が消え去るという"本当に怖い話"を聞かせて女の子たちを発狂させるのが1番面白かった。キャンプは統一感の強制をしてきてたので結構〇〇トピア的恐怖感があった。だからこそウェンズデーたちの倍返しが爽快。軽く人死んでそうではあったけど、コメディだからすぐ生き返ると思ってる。
とりあえず家族の皆さんはハマり役であった。父役の方は結構早く亡くなっているので、ご存命であればまだ続いていたのかなとも思ったりした。
モーティシアのライトの当たりに違和感があったのだけどあれはメイクなのかどうか少し気になった。一作目にはそんな違和感は無かったのだけどどうしたのだろう。
そして最後に、ウェンズデーが愛くるしい。
ひねくれた最高の愛をありがとう。
