せつ子

百万円と苦虫女のせつ子のレビュー・感想・評価

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)
3.8
若い蒼井優ちゃんが美しい

前科持ちになってしまった女の子が
100万円が貯まったら見知らぬ町へ次々と引っ越す物語。
なかなか自己主張ができず人間関係に馴染めない鈴子は、海・山・都会と場所を変え、人と向き合うことから逃げ続ける。もともとの性格に加えて前科持ちが拍車をかけて、自分探しの旅なんかではなく、とことん人から逃げる。
心を閉ざしてる鈴子に対して、その場所場所の人の近づき方や煩わしさがちょっと可笑しい。
ちょっとずつ人と関わり出し、向き合い始めるんだけど…最後はそうきたか!

喧嘩帰りに弟と手を繋いで帰るところと、拘置所を出てシャバダバシャバダバ言ってるところが好き。
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