Rottenjam

百万円と苦虫女のRottenjamのレビュー・感想・評価

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)
5.0
私も丁度2年くらい前新しい環境でやっていくってなった時、最寄駅に続く歩道橋の上で「大丈夫、またこの状態に戻れる。世界は広い。」と思ったことを忘れずに生きてる。そう思った事を、街を見て思い出す。
経験や思い出は残るけど、この環境とは何も関係が無かった頃に戻る事が出来ると知っているだけで視野が狭く苦しくなる事がない。学生時代にも度々同じような事を思い聞かせていた。鈴子とは近いようで違うのかもしれないけど、なんか分かる。ネガティブなつもりは無いんだけど、これは逃げなのかしらね。
しかし、どんなに環境を変えても自分は付いてくる。結局やっぱり、気楽に過ごすにはなんとか自分をなだめて生きていくしかないんだって。
Rottenjam

Rottenjam