古い映画のようであり、舞台のようであり、テレビドラマのようであり、ミュージカルのようであり、ミステリ小説のようであり。
オープニングからオードリー風のヘアスタイルと顔立ちに真っ赤なコートをまとった長女の帰還のシーンまででこの映画の持つクラシカルな魅力とアングルや演技の古臭いわざとらしさがほぼ分かる。
そして事件は起こり、自爆ともいうべき暴露合戦。暴露のシーンしかない。
そして明かされる真実は。
女性だけの家って絶対面倒なんだろうなあと自分の母親姉妹と祖母から感じる時があります、そして亡くなった祖父が感じたであろう苦労も。じっくり聞いてみたかったものです。
終わった時に何か一つピンとくるものがある映画ではないかなと思います。