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グレート・ディベーター 栄光の教室の9oo9leのレビュー・感想・評価

4.0
デンゼル・ワシントン監督作品。
アフロ・アメリカン版「今を生きる」的な教育ドラマ作品っぽいのかなーと思ってみはじめたら、早速デンゼルさん登場シーンでベタにぶちかましてくれてた。

濃密だけど重くなり過ぎないストーリー。
映画のタイトル通り、生徒たちがディベートをテーマに成長していく、学校ヒューマンドラマ。
もちろんオプラ・ウィンフリーがプロデュースに名を連ねていることもあり、アフロ・アメリカン啓蒙的な切り口でディベートも進んでいく。
が、少し歯切れの悪い ”間” があったり、生徒たちのキャラクターを紹介しきれないまま本線のストーリーが始まってしまったりしてて、もう少し人間的な部分を早くに(もっと深く)掘り下げといても良かったような。
それにしても、フォレスト・ウィテカーとデンゼルさんの絡むシーンは、どうやっても胸が熱くなる。大御所同士の対決は、正にゴジラVSビオランテといった趣。

たまにカメラのピントが甘いカットがあったんだけど、デンゼル監督の意図する粗さなのか、はたまた注意不足だったのかが気になる。
あと、生徒役に「デンゼル・ウィテカー」っているけど、これ息子?
デンゼルさんとウィテカーってそんなに仲良しなのかな。
だったら、デンゼルさんの息子は「フォレスト・ワシントン」じゃないといけないよね。

※追記
調査結果によると、デンゼル・ウィテカーはフォレスト・ウィテカーの息子ではないそうです。
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