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グレート・ディベーター 栄光の教室のlenochiのレビュー・感想・評価

4.0
黒人大学のディベートチームの実話。
ディベートは、武器ではなく言葉で戦うもの。映画でも言っていたけど本当にスポーツ。
暴力ではなく、知識を得て語ることで立ち向かうことの大切さ。この映画が全編通して伝えていることだと思う。
チームの生徒達はみな個性があり生き生きとしている。しかし今より差別のあった時代、黒人というだけで受けるあからさまな差別や偏見、そして忘れられない辛い体験。
様々な現実に打ちのめされそうになりながら、仲間で助け合い、家族の力を借り、目標に向かい突き進んでいく。
その人の人生、家族や大切な人から学んだことがその人を作り、それがディベートでも活かされていく。
デンゼル監督作品。黒人俳優としてここまでの地位を築いた彼だからこそ伝えられることがあり。映画自体も分かりやすい作りなのでたくさんの人に観てほしいと思う。
2017/09/11
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