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NOTHING ナッシングのcanのレビュー・感想・評価

NOTHING ナッシング(2003年製作の映画)
3.8
「世の中から全てのものが消去されたらどうなるか?」という奇想天外なテーマの元に、ナタリ監督の『CUBE』に出演していたデヴィッド・ヒューレットとアンドリュー・ミラーが再び出演している。

もうね、テーマだけでなく、演出すべてが奇想天外でかなりシュールです。
すべてが斜め上をいく変な映画。

歩く度ポヨンポヨンとマヌケな音が鳴る豆腐のような床。(どちらかと言えばこんにゃくっぽくない?)
マリオみたい。まるでゲームの中の世界観。
性格の違う二人の会話もテンポが良くてなかなか面白い。

最終的には二人はとんでもない姿になってしまいますが、良い感じに友情が深まって、何だかよく分からないけどほっこりしました。

亀にも癒されました。

BGMも面白い。
終盤のシーンでBGMが一気に緊迫感のあるホラーテイストになったのが個人的に一番面白かった。
いや、これがホラー映画だとしたら、かなり怖いんだけど。

すごい変な映画だし、評価も分かれそうだけど、変な映画が好きな人は一見の価値有りですよヽ(^。^)丿
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