ミッシングのcanのレビュー・感想・評価

石原さとみの役作りが気合い入っていた。
夫婦二人でメソメソしても仕方ないと夫は冷静に気丈に振る舞うが、それを見た妻はなぜそんなに冷静でいられるのかと激昂。
しかし、夫は妻のいない所でひっそり涙を流す。もうこれだけで辛い。

救いようのない映画だけど、人々に事件のことを忘れ去られていく中で、それでも寄り添ってくれる人がいてくれることの希望を自分事のように感じて映画館で涙。
自分も困っている人の手を差し伸べられる人になりたい。