このレビューはネタバレを含みます
リヴ・タイラーのお馬鹿なサービスショット満載。まさに彼女のための映画です。エアロスミスのPVで見たときから彼女に目をつけていた僕のような人間なら無条件で本作を肯定できますが。逆に彼女が嫌いな人は見るべきではないかもしれません。
贔屓目なしで見ても、コメディとしては結構楽しめると思いますよ。彼女にたぶらかされた3人の男たちがそれぞれ独白するという叙述スタイル、クライマックスのバトルで「YMCA」をBGMに使うとぼけたセンス、マイケル・ダグラスが突如おいしいところをかっ攫ってしまうエンディング、いずれもグッドでした。
ただ、肝心な彼女のね、計算高い悪女なのか、ただのお馬鹿な色ボケ女なのかさっぱりわからないという性格設定の曖昧さが玉にキズです(ひょっとしたら演技力の問題だったりして)。
「午後のロードショー」にて。