MiYAさんの映画レビュー・感想・評価

MiYA

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映画(3556)
ドラマ(42)

地獄の逃避行(1973年製作の映画)

3.3

清掃員として働く好青年風に登場するマーティン・シーンが次々と無計画に人を殺していくのでびっくりですよ。でも彼が主人公の物語ではなく、彼に無理やり連れてかれたシシー・スペイセックの「一夏の経験」的な青春>>続きを読む

ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

3.0

前作はあまりの馬鹿馬鹿しさの中に、アイデアとして面白いものがあったので、わりと好きでした。

その久々の続編ですが、前作に増して悪ノリがすぎ、キャストはみんなキモいしで、まともな神経でとても見ていられ
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女は女である(1961年製作の映画)

3.0

ミュージカルという触れ込みでしたが、歌唱シーンは少なく、ミュージカルの要素は低いです。

基本的には、気まぐれな小悪魔女子に男が振り回される話です。ケンカして口をきかなくなった2人が、本のタイトルで会
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四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.5

母親の死がきっかけでピアノが弾けなくなった天才少年が、ヒロインとの出会いにより、ピアノを弾くことの楽しさを思い出していく。悪くないストーリーです。でも途中から典型的なメロドラマに落ちてしまって、「また>>続きを読む

まあだだよ(1993年製作の映画)

3.3

特筆すべきは内田百閒先生の「師匠力」とでも呼ぶべき特殊能力。多人数の弟子に徹底的に崇められ、感謝され、担がれる。本作は内田百閒先生が教え子たちにチヤホヤされる様子をただただ描き続けるという不思議な映画>>続きを読む

イエスタデイ(2014年製作の映画)

3.3

スターチャンネル無料放送にて。この映画で一番震えたシーンは、少年たちが「サージェント・ペパーズ」を聴くところ。改めて思うのは、ビートルズと同時代に生きるってことがいかにどえらいことかということ。なせ1>>続きを読む

おくりびと(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、最後に生き別れた父親を看取るという展開、最初から見え見えではないか。これでは興醒め。納棺士という職業はなかなか興味深いのですが…。

あといつまでたっても声が幼い広末涼子はシリアスな芝居に不向
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お早よう(1959年製作の映画)

4.0

小津安二郎には珍しく、とてもユーモアに富んでいます。これはなかなか面白い作品です。

抑圧された子どもによる大人へのささやかな抵抗を描いていますが、子どもの要求は「テレビを買って欲しい」というささやか
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

3.0

プレミアムシネマにて。名作との評価の高いようですが、個人的には厳しかったです。

日清戦争から文化大革命に至る中国の歴史がいかに激動だったかは改めて勉強になります。為政者が次々と変わるなか、本来政治と
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ネイバーズ2(2016年製作の映画)

3.3

たぶんこの映画での最大の収穫は「ソロリティ」という概念を理解できたこと。「キューティー・ブロンド」を見たとき、「デルタ・ヌーのネットワーク」というのが全く意味不明で戸惑ったのですが、ようやく理解できま>>続きを読む

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.3

現代の戦争であっても、山岳地帯が戦場だったら、有用なのは馬なのです。

わざわざ2時間かけて伝えたかったのはそれだけかよ、というところはあります。ただクライマックスの戦闘シーンはなかなか見応えがありま
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

スターチャンネル無料放送にて。自分が絶世の美女になったという勘違いをした女が巻き起こす大騒動。とても斬新な設定の映画です。

「大事なのは外面の美しさではなく、内面の美しさだ」というだけであれば凡庸で
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海峡(1982年製作の映画)

3.3

これは高倉健版「黒部の太陽」ですね。どうも二番煎じ感が強くていただけないなぁ。「黒部の太陽」は2方向から掘ったトンネルが繋がったときの感動があったんですが、これは1方向ですからねぇ。破砕帯に苦闘する「>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.4

2度目の視聴。映画は、失踪した男(堺雅人)の行方を探偵(佐々木蔵之介)が探す話として起動。探偵にいいように使われる大泉洋の異様な人付き合いの良さなど、所々で違和感を感じるわけですが、その違和感が伏線と>>続きを読む

未来の想い出 Last Christmas(1992年製作の映画)

3.5

以前から一度見たかった作品です。原作は未読ですが、とても藤子不二雄らしい、ノスタルジックで夢のある話を堪能しました。

いわゆる「リプレイ」ものですが、ケン・グリムウッドの有名なアイデアの単純な翻案で
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忠臣蔵(1958年製作の映画)

3.7

「プレミアムシネマ」にて視聴。人口に膾炙した「忠臣蔵」は、サイドストーリー、スピンオフ、後日談といった様々な派生作品を生んでいるわけで、例えば「不忠臣蔵」(井上ひさし)とか「最後の忠臣蔵」(池宮彰一郎>>続きを読む

ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.0

昔見た記憶はあるのですが、内容は全然憶えておらず、殆ど初見だったようなものです。キャストが「シコふんじゃった」と殆ど一緒なんですね。

題材の面白さ、珍しさは周防監督の後年の作風に通じています。ただド
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ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

3.5

プロの逃し屋である凄腕ドライバーという職業設定が斬新であり、後年の「ドライヴ」「ベイビー・ドライバー」という作品に影響を与えたと聞くと、本作へのリスペクトの念が沸き上がってきます(その両作は好きではな>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.3

ジェシー・アイゼンバーグの早口と神経質な感じが、ウディ・アレンの分身として本作に見事にマッチしていたことに新鮮な驚きがありました。 

1930年代の華やかなハリウッドを描くだけ映画かと思いきや、初恋
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クロコダイル・ダンディー2(1988年製作の映画)

3.5

1作目のヒットを受けて、ほぼ間髪入れずに作られた2作目。前作の勢いをそのまま維持した、ほぼ理想的な続編と言えるでしょう。

前半はニューヨーク、後半はオーストラリアと舞台が変わる構成が効果的。どちらで
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オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

3.3

スターチャンネル無料放送にて。神の啓示を受けてビンラディンを1人で捕まえに行こうとする男。明らかに頭がおかしいですが、現存の人物だというから驚き。このとことんクレイジーな役をハイテンションで演じ切って>>続きを読む

ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.5

有名なミニオンの映画とやらを見てみるかと思ったら、なんと本作が1作目じゃなかった! 

でも全然問題はなかったですね。ミニオン、かわいかったです。何にもできなさそうで、実はなんでもできてしまうミニオン
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グッモーエビアン!(2012年製作の映画)

3.5

なかなか面白かったですね。底抜けに明るい大泉洋と麻生久美子のぶっ飛んだカップルがなんとも楽しく、そんないい加減で無責任な大人に振り回される思春期の娘のこんがらがった感じもよかったです。

その娘役は三
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時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

新本格ミステリーっぽいタイトルに惹かれて(それだけの理由で)観たのですが、半分は期待通り、半分はよい意味で期待を裏切られました。

まず、初っ端から「ホラーじゃん!」ってなって、これはよくてホラーサス
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.4

移動して捕食する都市って何?!という感じで、スティームパンク風のイケてるビジュアルも相まって、この映画の冒頭におけるワクワク感は相当なものです。

でも、終わってみれば、既視感の強い、ただの冒険活劇だ
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.5

パトカーを盗まれた警官が子どもを追いかけ回す話。全然面白そうじゃないんですけど、これがなかなか見せるのです。

子どもに出し抜かれた悪徳警官のケヴィン・ベーコンは激怒したり、うろたえたり、なだめたりと
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僕が星になるまえに(2010年製作の映画)

3.0

スターチャンネル無料放送にて。カンバーバッチ先生の初主演作とのこと。確かに若い!

不治の病系の映画として特筆に値するようなものは何もないなぁ。若い男4人が旅先で思い出作りにキャッキャしてるだけ?

レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー(2016年製作の映画)

3.4

「映画天国」にて。映画としては3作目。相変わらストーリーは熱いし(今回はスターウォーズをパクったかのような父子の相克の物語だ)、困ったちゃんな親父や無双なカンフーの師匠など、キャラも立っていて楽しい。>>続きを読む

ウイラード(1971年製作の映画)

3.0

動物を自在に操れる男という設定はユニークで、(マニアックで申し訳ないですが)「男組」の長浜を思い出してワクワクしましたね。

会社からも家族からも酷い扱いを受けて、耐えかねた主人公は最後はネズミを操っ
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クライシス・オブ・アメリカ(2004年製作の映画)

3.0

デンゼル・ワシントンに加え、メリル・ストリープやジョン・ヴォイトも出演し、本格ものの政治サスペンスを期待させますが、内容はかなりトンデモな洗脳系サスペンスでした。(とほほ)

オチは中盤であっさり判明
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嘘八百(2017年製作の映画)

2.8

しがない古物商と陶芸師のコンビが「目利き殺し」に挑むというコンゲームもの。北森鴻の小説に古物商を主人公にした贋作ミステリーの秀作群があるとおり(「狐罠」など)、いくらでも面白くできるはずなの題材なのに>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.8

自分も東京の人間なので、「埼玉ディス」の鉄板な感じはよくわかりますよ。実家が池袋の近くだったので「埼玉県人はやたら池袋に集まる」「池袋は埼玉の植民地」とか爆笑するしかない。ちなみに最近川越に住む親戚が>>続きを読む

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

3.4

スターチャンネル無料放送にて。例えが古くて恐縮ですが「王様のレストラン」のドイツ版といったところでしょうか。しがない大衆食堂に個性派のスタッフが集まって、予想外の大繁盛。わかりやすいコメディですが、オ>>続きを読む

薄桜記(1959年製作の映画)

3.3

時代小説を貪るように読んでいた時期があり、五味康祐の原作はかなり前に読みました。丹下左膳と堀部安兵衛の対決と聞いてワクワクしたのですが、なんだ丹下典膳って丹下左膳じゃないんかいってガッカリしたのを憶え>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

「万引き家族」や「パラサイト」を引き合いに出すまでもなく、現代における格差の拡大と貧困の固定化を告発する映画が相次いでいます。それらが賞賛をもって受け入れられているというのは異常事態以外の何者でもあり>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スターチャンネル無料放送にて。デンマーク映画というの珍しい。

原作はベストセラーのミステリーとのことで、そこは堅実な作り。資料整理係に左遷された暴走刑事が迷宮入りとなった事件の解明に乗り出す。日本の
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