MiYAさんの映画レビュー・感想・評価

MiYA

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シャドウハンター(2013年製作の映画)

3.0

アメリカで濫造されるヴァンパイア・アクション映画の亜流、かな?(正確にはヴァンパイアじゃないみたいで)。

聖杯を探すというストーリーはありがちで新味もなく、キャストにも魅力がない(リリー・コリンズの
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソンの映画には苦手意識があるのですが、これはまだ見れたほうかも。

新種のサメを探す海洋ドキュメンタリーの撮影チーム。ウェス・アンダーソンらしいオフビートなゆるいドラマが続いたところで
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ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ラジオ局を舞台にしたスリラーで、家族が危険に迫り、それがラジオ番組で中継されるという緊迫した状況に、わりとハラハラしながら見ていました。

でも、このオチはいただけない。「全てがいたずらの狂言でした」
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Winny(2023年製作の映画)

3.6

犯罪行為に使用された凶器(ソフト)を作った人が罰せられるのか。興味深い裁判であり、弁護団の努力には頭が下がります(三浦貴大は良い役者になったなぁ)。

確かに筋の悪い裁判であることは明らかで、警察側に
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キングピン/ストライクへの道(1996年製作の映画)

2.8


本作はスポーツ映画でもなんでもなく、賭けボーリングで一発当てようって感じで、全く健全さがない。ウディ・ハレルソンはいけすかないし、ランディ・クエイドはキモいし、障害者いじりやアーミッシュいじりは微妙
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ミニミニ大作戦(1969年製作の映画)

3.6

リメイクは何度も見ているほど好きなのですが、オリジナルは初見。なかなか味があって良かったです。

リメイク版にあった、裏切り者がいたりという捻った展開はなく、犯行計画を練って実行するというシンプルなも
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トスカーナの幸せレシピ(2018年製作の映画)

3.5

素行不良の天才シェフと、自閉症の少年との交流。ほぼ想定の範囲内のドラマですが、良かったのは、少年がコンテストに優勝できなかったことでしょう。重要なのは、コンテストの規定に従うことではなく、人に喜んでも>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

600メートルの古い鉄塔に登る理由が「SNSでバズるため」っていうのが現代的だな。主人公の不自然な行動がこんな理由で成立するなら、これから不自然なシチュエーションのドラマをいくらでも作れるってことだな>>続きを読む

悪霊島(1981年製作の映画)

3.5

これ、子どもの頃に見て、岩下志麻が甘利りに怖くてトラウマになったやつ。待望の再見でしたが、今見たらそれほど怖くはなかったな。

母親(岩下志麻)も双子で、娘(岸本加世子)も双子。あ、これはよくあるトリ
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望み(2020年製作の映画)

3.4

行方不明になった息子は事件の被害者なのか、加害者なのか。「加害者でもいいから生きていて欲しい」という親の思いは非常に苦しいものです。

事件の真相は予想よりもシビアなもの。人の親としては、見ていて辛い
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本陣殺人事件(1975年製作の映画)

3.5

原作は大昔に読了。金田一耕助の初登場作品であり、密室ミステリーとして有名。あの物理トリックは好きなタイプではないけど、インパクトはありますよね。視覚的かつ聴覚的(?)なトリックなので、それを映像で見せ>>続きを読む

江戸川乱歩の 陰獣(1977年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読。「横溝正史ブームの あ次は乱歩だ!」って感じで松竹が飛びついようです(主演はあおい輝彦ですし)。趣向は悪くないのですが、内容が余りにも変態すぎたな…。

ミステリーとしては、どんでん返しが
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ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)

3.5

ニーナ・シモンの人となりに興味があり、音楽には正直関心がなかったのですが、あまりに独特な音楽性に驚きました。ピアノと歌は別の旋律を奏でているようで。とにかくピアノが上手い。

公民権運動に深くコミット
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危険な女たち(1985年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

射殺された死体の傍いたピストルを持つ女性は犯人か?

そらそうでしょうという感じですが、これ、トリックと言えるようなトリックか? 凶器の隠し方がずさんだし、他の誰かを嵌めるわけでもないし。

2時間の
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天城越え(1983年製作の映画)

3.0

40年前の事件を執念深く追う老刑事(渡瀬恒彦)が現れた、事件の関係者だった男(平幹二朗)が当時を回想する。

なかなか惹き込まれるイントロダクションですし、「天城越え」という舞台も魅力があります。いや
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夜叉(1985年製作の映画)

3.3

かたぎとして生活する元ヤクザがやむにやまれぬ事情で再び刀を手にする。昔の任侠映画によくあるパターンで、高倉健もこういう役柄を何度も演じています。本作はメロドラマの体裁ですが、本質はそれではないかと。>>続きを読む

放浪記(1962年製作の映画)

3.4

これが森光子で有名な「放浪記」か。

男運にも仕事運にも恵まれず、その貧乏生活を自伝にして出版したら大ヒットして、一躍流行作家に。実話とは思えない逸話です。もちろん林芙美子という人は類稀なる文才を持っ
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.8

これは続編がすごく見たくなるやつ!

勧善懲悪のアクションムービーですが、不老不死の精鋭軍団で千年以上生きているといyぶっ飛びの設定。撃たれてもタイムラグを置いて蘇生する。不老不死だけど痛みは感じる。
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影の車(1970年製作の映画)

3.0

岩下志麻は、夫を奪う愛人であり、しかも保険外交員で、いかにも悪いことをしでかそうなんですが…。妻は夫の不倫に全然気づかないし、期待したような事件がまるで起きない。

加藤剛は、愛人の岩下志麻といちゃい
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.4

シリーズ3作目。うーむ、デンゼル、年とったなぁ。そのせいか、ドラマの展開がどうにも鈍い。悪い奴が好き放題やってるんだから、さっさと始末してくれよう、と思ってしまう。最後はそれなりにカタルシスはありまし>>続きを読む

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.7

久々の視聴。やはり大人の映画だな、これは。20代とかで観たら絶対理解も共感もできなかった気がします。

ライアン(ジョージ・クルーニー)、アレックス(ヴェラ・ファーミガ)、ナタリー(アナ・ケンドリック
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人狼ゲーム(2013年製作の映画)

2.8

人狼ゲームのルールはなんだかよくわかりませんが、案外みんな順応するのねーと。人狼に指名された奴はちゃんとみんなで殺すし、人狼役になったら夜にちゃんと誰かを殺すしなぁ。

とりあえずキャストがキャーキャ
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ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「爆弾を仕掛けられて車から降りられない」というシンプルな仕掛けなスリラー。車から降りられない。外部との連絡は全て聞かれている。子どもも怪我をしている。この八方塞がり状況をどうするのか。なかなか手に汗を>>続きを読む

プロジェクト・イーグル(1991年製作の映画)

3.5

ジャッキー版インディ・ジョーンズか。狙いは悪くないです。

それにしても、ヒロインが3人いて、大して役に立たずにキャーキャーと騒々しいですね。でもそれが何かを邪魔している訳でもなく、明るいコメディタッ
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浮雲(1955年製作の映画)

3.3

日本映画史に残る傑作と言われていますが、不倫映画だったのは意外でした。

妻子がいながら浮気を繰り返す森雅之の演じる男のダメンズぶりには呆れますが、一方、ヒロイン(高峰秀子)の視点で見るならば、それは
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上海バンスキング(1984年製作の映画)

3.4

「蒲田行進曲」でお馴染みの3人が登場。もちろん監督は深作欣二。脚本はつかこうへいじゃないけど、舞台演劇調の同じ世界観が共有されている印象。つまりコテコテ。

戦争中、上海が一種の結界となって、ジャズに
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カオス(2005年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

3度目くらいの視聴ですが、この映画、結構好きなんです。

銀行強盗のシーンから始まり、ジェイソン・ステイサムとライアン・フィリップの2人の刑事がバディを組み、犯人のウェズリー・スナイプスと対峙する。始
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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

3.3

ザ・スミスのファンである自分でも、この映画は苦行でした…。

モリッシーが引きこもり気味の暗い青年なのだから仕方ないのですが、それにしても物語の動きがなさすぎる。最後はジョニー・マーの家にモリッシーが
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バード(1988年製作の映画)

3.0

ビッグバンドによるスウィング・ジャズが廃れて、インプロヴィゼーションによるビバップが台頭。予定調和を拒むアドリブの応酬。そんなジャズの新たな地平をディジー・ガレスピーとともに切り拓いたのがチャーリー・>>続きを読む

ザ・イースト(2013年製作の映画)

3.4

潜入捜査をするのが警察ではなく、テロの標的となった企業をクライアントとする民間調査会社という設定がユニーク。民間人の主人公がスパイとして潜入するのが、環境破壊を行う企業へテロ攻撃を繰り返すカルトテロ集>>続きを読む

観察者(2021年製作の映画)

3.5

「裏窓」のパクリかと思いきや、なかなか複雑な構造のサスペンスで、楽しめました。

こいつらモラルないぞ、どうせトラップに嵌められてるんだろと思ったら、やはりその通りで、報いを受けて、世間の晒し者にもさ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

前作がイマイチで、このシリーズに何を求めればいいのか分からない状態でした。その割には楽しめたかもしれません。

前作のラストで恐竜が地上に解き放した甲斐があって(?)、本作はとにかくフィールドが広い。
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マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章(2015年製作の映画)

3.3

前作がヒットしたので、無理矢理エピソードを捻り出したような続編という印象。

「いくつになっても人生は変えられる」というメッセージは素晴らしいですが、所詮一作目の焼き直しだし、ドラマのエピソード(離婚
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラで新しい物語を作ることなんて可能なのかという疑問がありましたが、そこを見事にクリア。見たことがあるようで見たことのない、新しいゴジラ映画の誕生です。

一見すると、戦争で死ねなかった元特攻兵が死
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フェノミナン(1996年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

宇宙人(?)と遭遇して、突如頭が良くなってしまった主人公。うだつの上がらない田舎のおっさんが突然天才になっちゃうんだから、村は大騒ぎ。政府も動き出す。ここまではわかります。面白いし。

騒動はどこまで
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サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)

3.7

からゆきさん。聞いたことはあるけれど知識が全くなかったので勉強になりました。

明治末期、諸外国の列強との格差が大きっかった時代に、外貨獲得のために外国に売られた少女たち。娼婦として働かされた彼女たち
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