このレビューはネタバレを含みます
ティム・バートンの世界観に入り込める映画。美しくも毒々しい独特の魅力がある。
キャラクターデザイン、ファッション、世界観が素敵。特に登場人物の服装から目が離せない。脚本もティム・バートン特有の少し影のある話。デザイン性があり、夢のある作品。
不思議の国のアリスを題材にした作品は、アリスが一方的に翻弄されるものが多いが、この作品では自分の運命を受け入れ果敢に立ち向かっていくアリスが見られる。「あんたは打ち首よ!」とドラゴンの首を切り落とすアリスは、美しくかっこいい。