おばけつ

仄暗い水の底からのおばけつのレビュー・感想・評価

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)
5.0
2020/8/15 6作目
5歳の娘・郁子の親権をめぐって別れた夫と争っている松原淑美は、新しい就職先である出版社の近くにあるマンションへ引っ越す。はじめは快適そうに見えたマンション暮らしだが、大きくなる天井のシミや、上階の子どもの足音など、淑美の気にさわることが次第に増えていく。そんな中、淑美は真夜中にマンションの屋上にあがる郁子を目撃する。屋上の高架水槽付近で誰かと会話しているような郁子。しかし、そこには子ども用の赤い手提げバックしかなかった。淑美はバックを管理人に届けるが、いつの間にかそれは元の場所に戻る。

2021/6/4 2回目視聴
2022/5/27 3回目視聴

毎年梅雨になると観たくなる作品。
自分の中ではJホラーといえば『リング』『呪怨』よりも本作というイメージが強い。
テーマ特有のじっとりとした雰囲気とそれを超えて寒気さえ感じさせる結末。
エレベーターのシーンは一生忘れることはできません。