古い&邦画ということでまったく期待していなかったが面白かった。やはりおどろおどろしい「怪奇」という感覚は洋画にはない邦画の魅力の一つだ。
粉薬を飲む警察署長であったり、「文殻」という言葉であったり、なんでも無い描写が心の何かを刺激するのを感じるんじゃあ~。
スケキヨが喋るシーンが一番良かった。
ためてためてのカタルシスというか、あのシーンが推理小説におけるある種の「解答編」のような感覚を突きつけてくるのは非常に快感。その後さらに本当の解答編が出てきてスルッと事件の謎が解けるのも良い。
機会があったらリメイク版も見てみたいな。