犬神家の一族の作品情報・感想・評価・動画配信

「犬神家の一族」に投稿された感想・評価

のあ

のあの感想・評価

4.6
何回もリメイクされてるけどオリジナルの独特の不気味さと大御所俳優陣の演技の深みみたいなのが断トツな気がする。
脚本自体もめちゃくちゃ面白いしね。
特に最初の金田一が街を歩いてるシーンなんて、撮り方が上手いし、双眼鏡からのぞいてるたまよとか、あとは普通の回想シーンはカラーでそのままなんだけど、たまよのレイプ未遂シーンとかで、本人が思い出したくないって言うような回想シーンは荒い白黒で表現するのとか、ほえええ…って感じです。全員若い。
てか、トリック話とかはまぁわかるけど、細かいとこまでめっちゃオマージュしてんのな。矢部の「よし、わかった!」とかこれからきてんのかあ…
エリ

エリの感想・評価

-
なんといっても畳の上に正座する高峰三枝子の美しさ、存在感がすごい。
クソ面白い。

音楽、舞台設定、死体描写、これらの昭和感だけでも俺的ドストライクなんだけど、ストーリーも流石に重厚で素晴らしい。
これは石坂金田一シリーズのBOX即ポチですわ。

このレビューはネタバレを含みます

ふだんなに考えてたら沼に死体を
頭から突き刺そうと思うのか知りたい
なんとなく急に観てみたくなって鑑賞。

疑問に思ったことがきちんと最後に解き明かされるので、事件部分のおどろおどろしさとは対照的にとてもスッキリした気持ちで終われました。
ときたま一瞬だけ入るカットが印象的。

石坂浩二の金田一耕助が愛嬌があって好きになっちゃいますね。

やはり人気があるだけあって面白かったです。金田一耕助の違う作品も観てみたくなりました。
Occhi

Occhiの感想・評価

4.0
古典
さまざまな人物の思惑が交錯するストーリーに重厚感はあるが、ミステリーとしてのあっと驚くテクニックのようなものはあまり感じない
KH

KHの感想・評価

3.5
犬神家の相続争いから派生する連続殺人事件。

ミステリーだけど、スケキヨマスクや死体なんかはホラー。 遺書に対する 欲望剥き出しの一族の反応は コメディかと思いました。

古臭い映像が醸し出す 不吉な雰囲気や、複雑な血縁関係での欲望や恨みといった 重々しさに対して、金田一耕助をはじめとする一族以外のキャラの軽さが、皮肉っぽくて おもしろかったです。
午

午の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

頭は切れるが犯人の自殺を食い止められない探偵を見るたび悲しい
Extreme

Extremeの感想・評価

4.0
しっかり横溝正史の作風を実写で表現できていると思わせる作品。

映像が古いことが、逆に不気味さと和の雰囲気を演出する助けになっている。

金田一の役はリメイクされるたびに何度も俳優が変わっていくが、やっぱり個人的には本作の石坂浩二がいちばんハマっていると思う。

適度にズボラでフランクな感じを出しつつ、わざとらしくない自然な感じがイイ。
BAC

BACの感想・評価

5.0
・先日もTVスペシャルの「悪魔の手鞠唄」が放送されてたけど、金田一耕介物のイメージを決定付けた元祖だと思う。これ以前の金田一物は観てないけど、まず間違いない。

・日本の探偵映画ではこの「犬神家」と「悪魔の手鞠唄」が未だ頂点。まだこれを越える作品は出てないはず。

・まず大野雄二のテーマ曲がいいんだ。
日本的なおどろおどろしさから離れて、貴族の甘美な悲劇かという印象すらある。エヴァンゲリオンが頂いた明朝体ゴシックのクレジットも良くて洗練されてる。出だしの掴みOKだよ。

・当時だとCMの手法なのかな。
様々な手法を使って、事件は重いはずなのにそこに脚を捕られず映画は軽やかに滑らかに進む。邦画は数観てないけど、この感覚がある映画は数少ないんじゃないかな。市川崑の名前がこれで決定的に記憶に残った。

・石坂浩二が唯一無二の金田一。
これだけはもう一生変わらない。
映画の軽やかさという点でも、この人の存在感がほんと大きい。ほぼ犠牲者が出尽くした後で事件解決という困った探偵さんでもあるが。

・作品に明るさを呼び込んだという点では加藤武の警察所長。このキャラいいよなあ。あと坂口良子の女中さんね。三木のり平の宿屋の親父もいるし、シリアスとユーモアのバランスがすごくいいね。
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