るる

パリのランデブーのるるのレビュー・感想・評価

パリのランデブー(1994年製作の映画)
4.0
Filmarks200本目!
小説でも映画でも、短編集が結構好きだな。「偶然と想像」のパンフにもあったけど、やっぱりロメールが意識されてるんだな〜というのを強く感じた。この作品も偶然の出会いが大事にされてるように思う。

2話の「パリのベンチ」が1番好きだった。秋が深まって冬に近づくパリを、2人で近づいたり離れたりしながら散歩していく様子。永遠に見てられるよ…自分も一緒にお散歩してる気分になった。
正気になって考えちゃうと、女がまあヤバいってことはわかるけど、それに勝る魅力を持ってるのすごい好き。偶然と想像の1話の芽衣子っぽさ。
冷たくて湿ったベンチの質感を思い出した。
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