果糖

暴走パニック 大激突の果糖のレビュー・感想・評価

暴走パニック 大激突(1976年製作の映画)
4.5
阿呆らしすぎて最高。意味も何もあったもんじゃなく、ただただタイトル通りのシチュエーションを仕立て上げるためだけに、モブに至るまでの全キャストが真剣に加担して、状況が混沌として昇華される。終盤はもはやカーチェイスというより、車体をその身に宿した乱闘、バトルロワイヤルの趣。サブエピソードが全く有機的に物語に絡まず、挙句は大喜利みたいに死ぬ青年、天晴れ!一番好きな狂人は、せっかく我慢してたのに最終的にプッツンきちゃったTVレポーターです。
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