Zwecklosigkeit

現代インチキ物語 騙し屋のZwecklosigkeitのレビュー・感想・評価

現代インチキ物語 騙し屋(1964年製作の映画)
4.5
オムニバスでドラマが展開されないきらいはあるがなんといっても曾我廼家明蝶の長広舌に魅せられる。対して伊藤雄之助はただそこにいるだけで存在感を発揮するという余人を以て代えがたい特技で応じている。園佳也子とキスをしたあと園がよだれを拭うのがただれた中年愛を醸しだしてすばらしい。大阪維新の会ってのはこいつらの新自由主義的な後継者なのかと思った。