nnn

ソナチネのnnnのレビュー・感想・評価

ソナチネ(1993年製作の映画)
4.7
落とし穴を作るところの凪感
弱さと暴力



北野武の映画の素晴らしさとして、削ぎ落とされた編集が感じられるところが挙げられる。一般的な映画にはシーンとシーンの間に"糊代"がある。これを視聴者への説明部分だとか、多すぎると無駄な贅肉などと呼ばれる。

武の映画にはこの糊代が極端に少ない(場合によっては存在しない)。そのミニマムさが剥き出しな間を生んでいて良い

23/1/3
改めて見るとやはり素晴らしい映画

グラデーションが限りなく薄いのに移行した瞬間の理由が分かる。それと同時に地続きしている恐ろしさを感じる
nnn

nnn