あか

ゲキ×シネ「五右衛門ロック」のあかのレビュー・感想・評価

5.0
楽しい!エンタメ120%濃っ!!!観たいものが全部盛りでずっとニコニコしちゃう。チャンバラに歌に踊りにジェットコースターのようなストーリー。全員キャラクターも役者も存在感バリバリ。12年前とか嘘でしょ…
特にお気に入りはペドロ川平慈英!カメラ目線もバッチリ。歌は上手いしタップダンスも最高だし、八方美人の胡散臭さが爆発してた。右近健一さんのハイトーンが痺れる。
そしてそして、クガイ北大路欣也様っ!舞台で映える圧倒的なオーラ。非情な王、成り上がりの偽物侍、家族や正義を守り通した器の大きな男。「私が全てを引き受ける」というセリフが最初の印象と二度目で全く違ってくるニクい演出!!!かぁーーそりゃ二人の女性も惚れちゃうよ。
新感線には色っぽくて腕っ節も気も強い女性がバッチリはまる。お竜松雪泰子、度胸の据わったドスの効いた声も艶かしいダンスも小気味良い。
不動のセンター、五右衛門古田新太。天下一の悪党、見栄を切れば誰より艶っぽいんじゃない。中指立てまくって!拍子木が気持ちいい。
ギター侍江口洋介。銭形警部のような暑苦しさがよく似合う。
カルマ王子森山未來…好き…苦悩するお芝居も真っ直ぐな歌も全身を使ったダンスも完成されている。
ボノー将軍&夫人、じゅんさんに濱田マリ。重厚なフルコース料理の間で悪役らしさと軽やかな笑いを与えてくれる。
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