K

バイオハザードのKのレビュー・感想・評価

バイオハザード(2002年製作の映画)
5.0
赤のスリップドレスを纏い闘い続ける、ミラ演じる『アリス』はどのヒロインよりもタフでセクシーで、画になるかっこよさを兼ね備えている"美しくて強い女"を代表する名キャラクター。

『バイオハザード(無印)』はサバイバルアクション映画の傑作だと思う。子どもの頃から何度見ても興奮出来るほどの屈指の名場面がてんこもり!

首ちょんぱエレベーター、ケルベロスに、皆のトラウマ角切りレーザートラップ!個性豊かな仲間たちのそれぞれの最期も良い。

完璧なフォルムに鮮烈なインパクトを残すアクションシーンに、鬼気迫るロックサウンドが炸裂し、追い込まれれば追い込まれるほど覚醒するアリスの姿を次々と眺めていられる…こんな贅沢でうっとりするアクション映画を他に知らない。

異常なほどに真っ白で無菌な病院から画が変わり、混乱はまだ始まったばかりだと言わんばかりの街のど真ん中で次なる戦いに備えショットガンを装填するアリスのあの立ち姿…。何なのあのラストシーン…もう…たまらなく好き。アリスの覚悟を通した表情と、バイオハザードと言えばのあのメインテーマが流れて引いていくカメラワーク!無駄なんて一ミリもない素晴らしい作品!死ぬまで何度も何度も観る作品のひとつ。
K