しゃいろ

ジョニーは戦場へ行ったのしゃいろのレビュー・感想・評価

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)
4.5
メタリカのOneという曲のPVにこの映画が使われているので気になって観てみました。

強烈な反戦映画です。
戦争で視覚、味覚、嗅覚、聴覚とほとんどの知覚を奪われてもなお、軍の研究材料として菅により生かされている青年の話。
主人公の主観がほとんどで、現在を白黒で、回想や想像はカラーという手法で描いています。
自分が特に印象に残ったのが、父親の「民主主義は若者に殺し合いをさせる」というセリフ。
確かに民主主義は競争社会やからいい意味で切磋琢磨して発展できるかもしれないけど、悪い意味では敵を作ってしまい戦争になりやすい社会かもしれない。かと言って社会主義もどうかと思うけど、、
とにかく色んなことを考えされる強烈な反戦映画です。
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