世界中で大人気のクレイ・アニメーション「ウォレスとグルミット」シリーズのニック・パーク監督がスピルバーグ率いるドリームワークスと組んだ作品
ストーリー
イギリス、ヨークシャー州にあるトゥイーディー養鶏場。鶏たちは強欲な養鶏場の女主人トゥイーディー夫人の支配下で、囚人のような生活を強いられていた。
主演 メル・ギブソン
想像以上に面白い。
NHKで流れてそうな内容だが確かな映画好きが作った作品だとわかる。
何故ならストーリーや様々なシーンにスティーヴマックイーンの大脱走やインディージョーンズシリーズなどの作品オマージュが散りばめられており、もはやパクリと言っても過言では無いくらい芯に染み込んでいる。
きっと大脱走をやりたかったんだなってのは音楽からもわかり、おまけにかなり寄せているため清々しいくらい楽しい。
その割にダークな雰囲気の中で行われる狂喜劇は小さい頃に観たら印象に残るレベル。
こんな発想なかったなって着地点や丁度よい観やすさ、ここでこんなアクションあったらいいなくらいの感覚で観れる。
ストーリー自体はコテコテの展開でそこに大脱走をベースにした遊び心とやりたかった事を両立させられているのが今作の魅力だろう。
割と嫌いじゃ無い