ナガサワ

キャスパーのナガサワのレビュー・感想・評価

キャスパー(1995年製作の映画)
3.3
可愛くて善良な映画だった。
面白いとも違うし、深いテーマがあるわけでもないけど、こういう癒しになる映画がすごく好きだ。
最近の映画って社会問題を含むようなものが多いから手放しで好きって言いづらい時もあるけど、この映画みたいに好きって言うことに迷いを持たなくていい映画は凄く大切だと思う。

一個だけ残念だと思ったのが、キャスパーのCGがあまり良くない。
舞台セットはあれだけ世界観ばっちしなのに、キャスパーだけ馴染んでない感じがする。
きっとCGの技術が高すぎて鮮明すぎるせいだと思う。
あと5年くらい前のCGのレベルだったら相性が良かったような気がする。
いっそ派手な動きはなくていいから、E.T.みたいにパペットで撮影して、後からお化けっぽくCG処理しても良い感じだったかもしれない。
ここは完全に僕の好みだけど。

さっき何気なくWikipediaを見ていたら、制作総指揮にスティーブンスピルバーグって書いてあって、「またお前か」って思った。