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ジャガーの眼のあのレビュー・感想・評価

ジャガーの眼(1965年製作の映画)
4.2
Q:同乗者のいびきがうるさい、どうする?
A:息の根を止める
このパターンは初めてでした。もちろんちゃんとした意味があった訳ですが笑

恥ずかしながらヒッチコックの映画をそれほど観たわけではないので、「悪意の眼」の時のヒッチコック要素にあまり気付けませんでしたが、本作はもう展開に次ぐ展開で、分かりやすすぎるほどヒッチコックでした。個人的には「北北西に進路を取れ!」を思い出しました。
ジャガーの二段活用、東西両陣営のコミカルな駆け引きなどが最後まで効いていて、気づいたら終わっていました。

また、アホな彼氏との男女入れ替え、金で一瞬で寝返るガキ、何故か可愛らしい往復ビンタなど、ベタベタではありますが、ここまで突き抜けられるともはや清々しく、最後まで楽しませてもらいました。
あ