KM

スリーパーズのKMのレビュー・感想・評価

スリーパーズ(1996年製作の映画)
2.0
ケビンベーコンにはあくまでも女ったらしの悪でいて欲しかった・・・
最初の登場、廊下を歩く後ろ姿の歩き方からもうベーコンが滲み出ていて笑ってしまう。

ホットドックが食べたくなる。

ミルキーカーキのツナギ、白丸首Tシャツ、グレーのトレーナー、黒コンバース。囚人服が可愛い。
少年院の部屋や図書館が雰囲気素敵。

豪華キャストが揃い過ぎていて期待しつつも警戒。
デニーロとダスティンホフマンは安定だがイマイチ。ブラピは美ではあってもつまらない。
唯一、ジョンとトミーの大人役に感情移入ができた。ただのイケメンってだけじゃなく。
しかし内部爆発は意外と起こらず役ごとにおさまっていた印象。

実話、少年趣味という要素に頼りすぎていて全体的に薄っぺらい。(曲も)
モンテクリスト伯の本出してくるのもわざたらしい。出すならもっと話に深く絡めて欲しい。

NY移民家系の少年話は似たり寄ったりなのだろうが、Once upon a time in americaの二番煎じに思える。
KM

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