こんな大傑作を捨てちゃダメ!
もっともっと広く残っていかなくてはいけない作品です。
吉田喜重監督がこんなこと言ってます。
「映画はその時代に作られ、その時代に消えるのがふつうですよね。
でも、その映画がその時代に消えない力があるとすれば、
作った世代じゃなくて、全然違った新しい世代の力です。その映画を生かすも殺すも新しい世代です。」
この映画を消したくない!
戦争映画なのですが、哀愁溢れる寂しさが、反戦を強く主張しています。エジプト軍が主人公。イスラエル映画なのに、敵国のエジプトを主役にしているんです。自省の念も込めての反戦映画。
アバンチポポローってこっちも口ずさみたくなる行進も輝かしい。
因みに、この作品、新宿TSUTAYAにVHSは置いてありました。