ラブドールとのツーショットパッケージとざっくりした内容を知って、何というクレイジーな設定だ…とおっかなびっくりのちょっと笑える感じなのかな？という思いは良い意味で裏切られました。
最初は（こいつマジな変態だな）っていう目で見てた人々もラースのビアンカに対する愛情の深さを本物だと認めてくれる所にまずじんわりきます。兄もその嫁も人間できすぎてる、優しいな〜…
ビアンカの担当医の先生も冷静にこの状態を受け入れつつも、ラースにもビアンカにも誠意を持って接してるからここでもじわり。
ラースの人柄もきっとあるんだろうなあと。
なんだかんだでみんなから愛されていたからこそビアンカとの関係も理解してくれたのでしょう。多分。
そんな平穏な日々はずっと続かなくてラースの心に変化が。
ビアンカとの喧嘩や彼女の体調の悪化（あくまでもラースの心の中での話）、何とも微妙な状態で兄夫婦と遊びに行った湖のほとりでビアンカと交わしたキスが切なすぎて泣けた。
終わり方は悲しいけれど、ここから少しずつ良い方向にいくんじゃないかな？って思うしめ方で希望が持てる感じでした。
ラ・ラ・ランド、ラブアゲイン、ラースと、その彼女の順でゴズリング週間だったけど全くタイプの違う役柄が観れて満足！
