上映当時(2011年)の感想です。
今回の内容は、MOVIE大戦の中では一番面白かったのではないでしょうか?
それぞれの世界観を壊すことなく、更には上手く理由づけされた構成はよくできていたと思いますよ。
正直「栄光の7人ライダー」は登場しなくても成り立つ話でしたけど、それぞれの必殺技を今の撮影技術で再現してくれていて滾りました。
V3の反転キックもワイヤーアクションで上手く表現してくれていて、私のテンションもメガマックス。
またディケイドまでの平成ライダーになかった繋がりというものが、W、オーズ、フォーゼの中で表現されていたのが嬉しかったですねぇ。
「栄光の7人ライダー」のように同じ世界で一緒に戦う的な展開は、昭和ライダー世代には堪らんのですよ。
先輩やら後輩なんてワードが出てくると、よりそれを実感できます。
W、オーズ、フォーゼが連続で変身するシーンは、その流れの中で考えると最高の魅せ場。
逆にクライマックスシーンが完全ガンバライド的映像だったのが残念といえば残念ですが、トータルで考えると40周年のラストを飾る映画としては、ツッコミを入れたいところはあれど文句なしでしょう。
(スコアは特撮用、3.5点満点)