ねこ

36時間のねこのレビュー・感想・評価

36時間(1964年製作の映画)
3.8
こんな効率の悪いことをするわけがない、という思いはひとまず捨てる

騙し合いのハラハラに加え、あくまで医師であろうとするドイツ軍医、ユダヤ人看護師、ちゃっかり儲ける国境警備員など、ナチかアメリカかでは割り切れない人間たちも描かれており、改めて戦争とは要らぬ複雑さを生み出すものだと考えさせられる
拷問には思わず笑ってしまったが、甘すぎないラストは良い
ねこ

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