火の玉ジョニー

蜘蛛男の恐怖の火の玉ジョニーのレビュー・感想・評価

蜘蛛男の恐怖(1960年製作の映画)
2.0
これは…
まあたしかに蜘蛛男は出てくるけどな…

シンガポール公演に行く途中に飛行機が墜落して無人島にたどり着いたゲーリー(プロモーター?)とジョージア(恋人兼助手?)とショーのダンサーたち

しか〜しこの島には先に研究に来ていた教授を殺した怖ろしい生物=たぶん蜘蛛!!が棲息していた!

てかそのうちゲーリーは蜘蛛に襲われて世にも怖ろしい(笑)蜘蛛男に…

ってなんかジョージアもダンサーたちもちょっとだけゲーリーを心配するもののそのうち教授に物資を届けにきたふたりの若い男たちと惚れた腫れたの大騒ぎ!

蜘蛛男になってしまったゲーリーは…
無視かい!!

もう愛欲と嫉妬のハーレム状態が続く中!蜘蛛男ゲーリーはまったく軽視されます
まるで放置プレイ…

たまに登場の機会を伺ってはいるんだけどさほどのインパクトは残せず

この作品はダンサーたちのプレイメイトみたいな肢体を楽しむために作られたんだろうな

みんな容姿端麗かもしれんけど揃いも揃って性格悪いわ…

こういう娘たちには縁もないし間違っても恋愛感情をいだいたことすらないのでこの島で起きてることはすべて他人事

誰にも感情移入することなく最後までぼーっと眺めてると睡魔が…

ふと気づくと大団円?に向かって進んでいるではないか!!
いやこれははたして大団円なのか?

けっきょくゲーリーひとりが悪!みたいな感じだったけど彼こそ最大の被害者じゃないのかなぁ…

まあそこすら感情移入してないんでどうでもいいんですけどね

あんまり恐怖ってフンイキじゃなくてほとんどハブられてヤケクソになってでてきたって感じがする蜘蛛男の哀愁でした…

え?そもそもこの島に棲息していた蜘蛛は?
やっぱりそこは放置プレイで…