TakumaIshigami

学校のTakumaIshigamiのレビュー・感想・評価

学校(1993年製作の映画)
3.5
幸福とは何かを理解出来る様になる事が勉強なのだとこの作品を見て思いました。

世の中ってなぜ勉強をするのかって問われた時に大抵は将来がどうのとか
学歴がどうのとかって言われがちですが、
そういうんじゃなくて
というよりそれ自体が教育なのではなくて、
人間として自分の人生において何が幸福か、どう人生を過ごすことが幸せかを理解しながら生きていけるのであれば、それがもし中卒だとしても
どんな大学を卒業している人よりもずっとアドバンテージだと思います。

人生って親の影響ってかなり受けると思うんですが、それが100%ではなくて(というよりそう信じたい)自分が自分基準でどう幸せかが理解できれば一度の人生においてそれで十二分だと思います。

一言でまとめるとどんな境遇で生まれ、どんなレッテルや問題を抱えていても人生を楽しむ権利はあるのだから存分に生きようと言うわけです。
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