2021/08/04
監督オリヴァー・ストーン
ウディ・ハレルソン
ジュリエット・ルイス
【狂おしい程、凶暴な愛】
衝動的に殺人を繰り返す、若き男女カップルの鮮烈な生き様と、衝撃的な結末を描く、Q・タランティーノ原案、O・ストーン監督による、バイオレンスアクション。
W・ハレルソンでもう一本、
初めて彼を知った作品だった、タランティーノ原案との事で一筋縄ではいかないのは容易に予想がついたが、予想を超える問題作だった記憶。
息をするかの様に、行く先々で当たり前に殺人を犯す2人、マスコミによって時代の寵児に祭り上げられ、やがて破滅に突き進んでいく、が。
W・ハレルソンも凄いが、恋人役のJ・ルイスのキレまくった演技が見事、加えてR・ダウニー・ジュニアやT・リー・ジョーンズ等豪華キャスト、個人的には悪徳刑事のT・サイズモアが強烈な印象を残しました。
常に何かが起こりそうな不穏な緊張感、乾いた映像や突然のアニメ描写等、O・ストーンによる攻めた映像、予想のつかないクライマックス、見終わった後に疲れ果てた感覚に陥った一本、
良作です、思い出したらまた見たくなりました！
鑑賞日1995年 劇場にて
