やはり面白い！
ハイテク・スリラーというジャンルを開拓したトム・クランシーの原作は日比谷スカラ座で見終わった後、そのまま本屋で買い一気読みしたほどです。
マクティアナン監督とヤン・デ・ボンの撮影はほんとに上手く名コンビだなあ。
ソ連の原潜がアメリカを目指す、その目的は…？ＣＩＡのアナリストが真意を探り、同時に米ソ海軍や政治家まで動き出す…、というシナリオは自分好みで、上層部のやりとりや腹の探り合いをしっかり描いて面白い。キャラクターもきちんと立っているからこそクライマックスまで緊張感が続き楽しめました。
コネリーさん、渋すぎ！その副官のサム・ニールさんと夢を語るシーンが案外好きで印象に残りました。アレックさんの実はキレ者ぶりも陰影のある演技で説得力ありました。
クライマックスは映画らしい迫力とスリルで、さすがハリウッド！力業でグイグイ魅せます。
「クリムゾン・タイド」と本作が潜水艦映画ではベスト。
