なにぬ

ノートルダムの鐘のなにぬのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
3.0

どんな話かは知らんかったけど、いろんな人や友人からの称賛を散々見聞きしてたので、フラットな状態で観れず、そこまで良いと思えなかった。期待値上がりすぎた?

多分良い話なんだろうけど、作品を観ながら人はどの辺りで感動したんだろうかってずっと考えてしまって自分の感想がちっとも残らなかった。


結局化け物は大義を成した時しか賞賛されない悲しい物語だなと。

見目が普通なら大義を成せずともある一定のの普通を謳歌できるのに、化け物は疎まれるか賞賛の0,100ゲーム。

美男も美女も両思いが確信してるなか、カジモドの良心を利用しまくってるのがなんともなぁ。あぁカジモドが恋愛感情に憧れてるなんて、微塵も想像つかないのか。

初めから最後までカジモドが人間として扱われたところがあったかなぁって疑問がある。キャラクタ達はどんな目でカジモド
を見てたのかな。自分と同じ人間として見てる人誰ひとりいなかった気がするな。ジプシー然り差別がある時代だから、まあ時代か。


ロープで広場をぐるっと回って助けた後、sanctuaryって宣言するところはめっちゃ綺麗で鳥肌たった



この映画観て「結局見た目よなー」って感想が残る辺り、心荒んでるよな、自分。



今の精神状態が良くないのもあり、入り込めなかったのも、本質が見えなかった要因かなと。もっと最高の状態で観たら感想が違ってたと思うわ。
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