いたみ

ノートルダムの鐘のいたみのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
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SNS上で、カジモドを選ばないのが女性をモノ化してなくて良いだの、いやエスメラルダは普通に顔で選んでるだの、しょーもな議論沸き起こってて嫌だった。
原作は「顔で選んだ」が正解でいいんだろうけど、この映画そもそもカジモドは一回もエスメラルダ本人に好きだの一緒になれだの言ってないだろ!『シラノ・ド・ベルジュラック』とは違うだろ!
結局根底には恋愛至上主義があって好き=結婚って小学生じゃないんだから!カジモドはそもそも司祭と石と鐘以外に優しくされたことがなくて、初めてまともに接してくれたエスメラルダをヒナのように愛しただけだよ!
だからラスト、恋に敗れた悲しみよりも民衆に受け入れられた喜びのほうが圧倒的に勝っている顔してるし、恋とか低レベルな結末ではないんだろうよ!
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