きゃろらいん

ノートルダムの鐘のきゃろらいんのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
4.3
ディズニーのアニメーション作品の中で、1番ドロドロしてて、人間の怖さを描いてる映画。

大人になってから見た方が面白いと思う。
子供の時はアリエルのアースラが1番怖かった(タコって気持ち悪いしな〜)けど、今はフロローが1番人間味帯びてて、愛重すぎやし、気持ち悪いし、残忍やし、怖いわ。(分かるで。エスメラルダ、綺麗すぎやもん)
YouTubeのコメント欄でフロロー、拗らせすぎた童貞感すごいとか、嫉妬でパリ焼いちゃう系男子とか、遅すぎた思春期とか書かれててわろた

カジモトの心の綺麗さで人々と仲良くなっていく、こんなに優しい人おらん!人を見た目で判断してはいけないことの大切さを自覚させられる。

「人は心」をしっかりと描いて、素晴らしい!って思ってたんやけど、元々ディズニーのプリンセスアニメって顔で一目惚れしてハッピーエンドって多いなって思ってた通り、この作品でも「世の中、顔」をはっきりと提示してしまってんな〜
エスメラルダがカジモトとくっつくんかおもたら、ちゃうんか!!ってなるし、まぁ確かに世の中顔なのは間違ってないんやけど、リアリティありすぎやん
それがただの夢ばっかりのアニメちゃうから好きやな〜。ちゃんと現実を見させるって感じやな

音楽も、壮大でめっちゃ好き。
劇団四季のノートルダムの鐘もめっちゃおもろいって聞いたから、次やるときは見に行こうと思う