久しぶりに観ましたが、渋い！渋すぎるっ！！
劇場の大スクリーンで観て以来、ＬＤ～ＤＶＤ～ブルーレイと買ってます。
アル・パチーノとデ・ニーロが渋いんです。全部のシーンで髪型もバッチリ決まって、衣装もカッコいいスーツをカッコよく着こなして、演技もクドイくらい熱くて、もうとにかくマイケル・マン監督の、ただひたすらに男のカッコよさ、美学をこれでもかってくらい描出しています。ここまで全編を貫いてくれると潔いくらいです。
中盤のコーヒーショップの対面シーンといい、その後の強盗シーンからの市街地での銃撃戦とか、ほんとにこってりしてて好きですね。
女性の影が薄いのがまたこの監督らしく、それでも女優さんたちもイメージに合う髪型やメーク、衣装で矢張り上手いし手を抜かないんだなあと感心しました。
この作品、３時間近くあり個人的には長いかなと。「メイド・イン・ＬＡ」
のほうがすっきりして印象は良いです。渋くはありませんけどね。
この監督なら「インサイダー」のほうが遥かにすごいし強烈だし好きですけど、それでも好きな作品です。
にしても、銃声がむちゃくちゃリアルで、この作品あたりからですかね、銃声をリアル路線でマシンガンとハンドガンやリボルバー等、銃によっても音を変えだしたのは。
