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ヒート1995年製作の映画)

Heat

上映日:1996年05月25日

製作国:

上映時間:171分

4.0

あらすじ

「ヒート」に投稿された感想・評価

さとう

さとうの感想・評価

3.3
二人のカフェのシーンかっこよすぎてごめんなさい3回も巻き戻しました
lente

lenteの感想・評価

-
1本の映画をめぐるそれぞれの作風
マイケル・マン
2/3

ロバート・デ・ニーロが主演した作品のうち、僕にとっては彼の格好良さが際立った最右翼の映画になります。そして製作当時52歳だったことを思うと、48歳の僕もまだ大丈夫なんだと妙に励まされます。具体的に女性からモテたいという心はほとんど失っていますが、いつまでも女性たちには美しくあってほしいと願う心を裏返すならば、僕自身も男性としての魅力を持っていたいと願うからです。

この映画に描かれるニール・マッコーリー(ロバート・デ・ニーロ)は、そうした意味でほんとうに格好良く思います。数多くの作品で共演したアル・パチーノが最高に格好良いのは、僕にとっては『カリートの道』(ブライアン・デ・パルマ監督, 1993年)ですが、両作の製作時期の近さも何かを物語っているように感じます。

ですから劇中で彼に惹かれ翻弄されることになる若い女性イーディ(エイミー・ブレネマン)の気持ちは、おそらく男性向けの都合の良いシナリオではない。しかしながらそのように惹かれる男性性によって、彼女だけでなく本作に登場する女たちはみな男たちに裏切られることになる。

そのことは犯罪者ニールとしのぎを削りあう関係を結ぶ、刑事ヴィンセント・ハナ (アル・パチーノ)の妻に端的に描かれています。彼女は夫と心を分かち合いたいと願いながらも、夫は孤独によって仕事への緊張感を保ちたいと言う。そんな男にだからこそ心惹かれることにもなる女のジレンマは、劇画的ながらも女性性と男性性の平行線をよく表しています。

またヴィンセントの妻の連れ子(ナタリー・ポートマン)が、実の父親から見放され傷つく心を抱えながら、自殺する場所として義父であるヴィンセントのホテルを選んだ理由も同様のものだろうと思います。彼女の心はおそらく、ニールに惹かれたイーディともつながっている。

性的存在として挫折した似た者同士であるこの2人の男は、やがて深夜のダイナーでどこかホモセクシャル的な邂逅(かいこう)を果たすことになる。もしも僕自身に小さな不幸があるとするなら、こうした相手を持たなかったことだろうと思います。

そしてだからこそ、白昼の市街戦という女性のロジックから見れば荒唐無稽な行為が、男性のロジックから見れば必然となるアンビバレントな(相反する)迫真性が織り込まれることにもなった。男たちが熱中しながら雌雄を決しようとする行為の虚しさや無根拠さは、ただ女たちのまなざしによってのみ浮き彫りにされる。

物理的な現象をそのように見せるのは、いつでも心理的な現象がその奥で働いています。またこうした機微は、フランシス・フォード・コッポラによる『ゴッド・ファーザー』シリーズを名作に仕立て上げたものとおそらく同じ源泉を持つでしょうし、マーティン・スコセッシが激賞した理由もこのあたりにあるような気がします。

そしてこのことの前に、クリストファー・ノーランが『バットマン』シリーズをリブートした第2作『ダークナイト』(2008年)を製作する際に本作を参考にしたということなどは、映画を観ることは好きでも、映画ファンという自意識を持たない僕にとってはほとんど意味を持ちません。

クリエイターが具体的に何かを参考にしたというエピソードは、自身が何らかのクリエイティブな活動をしたことがあるなら、どれほど意味のないものであるかを知っているはずですし、何かを参考にしないクリエイターなどどこにも存在しないからです。それが本作であることを知ったとして、クリストファー・ノーランやマイケル・マンの何が分かるというのだろう?

シナリオ上の小さな瑕疵(かし)として感じたのは、ウェイングロー(ケヴィン・ゲイジ)の扱いです。ニール(ロバート・デ・ニーロ)が彼にこだわるのは男性性の無根拠さを濃密に描写していて素晴らしいのですが、ヴィンセント(アル・パチーノ)に素性が割れてしまうきっかけになったのがウェイングローではなく、卒のない古い仲間の1人だった点が引っかかります。

また犯罪者側の唯一の生存者であるクリス(ヴァル・キルマー)の姿を最後になぜ描かなかったのだろう?とも思います。もしもそうしたシーンがあればと僕としては惜しまれます。しかしながらマイケル・マンにはなくマーティン・スコセッシにあるものが何であるのかが、こうした点に象徴されているのかもしれない。
巨匠マイケル・マンによる伝説的な1作。

ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノ、警官と強盗団のトップの間に芽生えた友情にも似た感情…。
「ヒート」における銃撃戦の迫力を超える作品はまだ無いと言っても過言ではないだろう。
arigatou

arigatouの感想・評価

4.1
途中の銃撃シーンも圧巻だが、ラストの台詞ほとんどなしのパチーノとデニーロの戦いがまさに最終決戦という感じがしてとてもエモーショナルで素晴らしい。
mai

maiの感想・評価

3.9
800作品目~✨✨
1000までまだまだ先は長いですが、これからもたくさんの素晴らしい作品に出会うために、好きな作品を好きな時に観ていきます☺
節目に相応しい名コンビの名作!
観ていて気づいたけど、なんか多分20代の時に一度観賞済みのよう…ただ若すぎてあまり良さが分からず、ほぼ流し見してたんだと思う。全く印象に残ってなかったから。
今回改めて観てみて、少々長い作品ではありますが、それを感じさせないくらいずっと緊迫感があって面白かった!
「アイリッシュマン」が私には微妙だったので、断然こちらの方が話の展開もすべてのキャラクターも躍動感があって良かった。
敵対する二人が対峙するカフェでのシーンとラストの名シーンは必見!

このレビューはネタバレを含みます

愛する人と全うすべき仕事。犯罪組織のリーダーと刑事、両者の視点で描かれるクライムアクション映画。

良かった点
・重厚な銃撃戦と緊張感のあるラストシーン
・登場人物が多く、ストーリーに幅があり、
 全部回収する点(結果、約3時間となるが…)
・殺すときに躊躇せず、銃を構えて不必要に
 会話するシーンが無い点。
いの

いのの感想・評価

4.2
アルパチーノとデニーロの共演だと。
なんで今まで見てなかったんだ。
渋すぎるだろ!
さけ

さけの感想・評価

2.0
5回くらいにかけてやっと視聴しました。
うーん...私はハマらなかったです。

ファイトクラブやレザボアドックスとか好きな人はハマりそう。
F

Fの感想・評価

4.0
見たのは昔。この映画が公開される時に話題になったのがポスターやエンディングロールなどで、どちらの名前を上に持ってくるか?と。当時から名役者だった。ちょっと古い映画見ると、この役者が共演してるのか!など今となっては夢の共演みたいな作品も多いが、この映画ほど話題になった作品は無いのでは?どうなんだろか?

このレビューはネタバレを含みます

前から気になってたけど、『ゴッドファーザー』シリーズを経るとこの2人の共演というのは余計に唆るもので。そのうえ仕事ひと筋の男どもが不器用にも信念を貫いた末の対決とくればそりゃね、面白いですよね。カフェでの対峙に白昼の銃撃戦、静と動の両面を映すどちらのシーンにも刻まれている、生き甲斐に燃える男たちの意地。決着の果て、♪God Moving Over the Face of the Watersの流れるラストカットがあまりにも美しく、言葉を失う。破滅が待つと分かっていても止まれない2人、どうしようもなく愚かなんですけどね。やっぱりこういう、後に退かない男たちの戦いは良いです。吹替もデ・ニーロ=津嘉山正種&パチーノ=青野武の名優コンビで最高。ところでこれ、劇場で観たいんですけど……、観たいんですけど、権利持ちがD社なんだよなー。せっかく4K盤も出たんだし、やるならジャスト30秒でチケット買いますけど!
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