クソ映画の妹

300 <スリーハンドレッド>のクソ映画の妹のレビュー・感想・評価

3.0
5月のマッチョweek Part1として鑑賞
画面に溢れんばかりのマチョマチョパラダイスが絶景

良かった点
・スローを交えたド派手なアクション
→CGとスローモーションを利用するアクションは見応え十分。また一騎当千でもあるが、軍団で兵法に乗っ取り戦うスパルタ人の戦術もめちゃくちゃながら納得のいくアクションだった
・神話的なストーリー進行
→レオニダスの伝記をナレーションが紹介する形で進む流れは良し。展開の早い戦いの流れが入ってきやすかった。またこのナレーションが最後の演説に繋がるのは熱い!
「敵はわずか我々の3倍だ!たいした事ない!」
・魅力あふれる悪のペルシア帝国
→不死の軍団、地獄から来たサイ、地球の裏側の象、魔術(手榴弾)、バーサーカーなどなどペルシアサイドの敵が充実。一つの敵で1話の連続ドラマで見たかった
・ペルシア哲学の数々
→現代的に考えるとめちゃくちゃなスパルタ哲学も自信満々で言われると納得!

悪かった点
・300の戦士にほとんど名前がない
→物語主人公である戦士たち。300人もあるのに名前があるのはわずか5人ほど。勿体ない。他の295人の戦士も一騎当千の手練れならば名前と背景が欲しかった。時間がない?ほかに要らないシーンあるだろ
・話としてはよくわからん
→当時の世界背景は一般常識。誰なのこいつ?って人物が多い。何のためのシーンが多かった
・議会と王妃の件
→苦痛の時間。そもそもこの辺の説明が曖昧だから何を焦ってるのか意味不明。ラストで何となく把握
・フルCG背景と偽マッチョ
→フルCG背景はよく言えば神話的。悪く言えばずっと曇りみたいで見にくい。
また一部マッチョがCGマッチョという事が後日判明。めちゃ許さんぞ