ポール・W・S・アンダーソン監督、脚本、製作によるSFアクション・ホラー。
2002年に始まるシリーズ第5作目。
2010年公開の前作『バイオハザードIV アフターライフ』(Resident Evil: Afterlife)直後、アルカディア号の甲板にいるアリスを、かつて共に戦ったジル・バレンタインさんがアンブレラ社の戦闘部隊を率いて急襲、海に転落したアリスは意識を取り戻すと、そこはどういうわけか優しげな夫と可愛らしい娘のいる平和なご家庭、果たしてその真相や如何に、といった始まり。
アンブレラ・プライムと呼ばれる同社の最高機密オペレーション施設を舞台にした設定が秀逸かと。
オデッド・フェールさんやミシェル・ロドリゲスさんら、懐かしい方々の再登場は嬉しいところ。
シエンナ・ギロリーさんもジル・バレンタイン役でご活躍、しかしその胸元には前作で強烈な印象を残した子ども用玩具、いや、蜘蛛型のデバイスが…。
アンブレラ社の元工作員エイダ・ウォン役で中国ご出身のリー・ビンビンさんが新たにご登場、第1作目のアリスを思わせる衣装が印象的。
そのアリスさん、本作ではママっぷりがなかなか素敵でございます。