アレクサンドラ

愛の落日のアレクサンドラのレビュー・感想・評価

愛の落日(2002年製作の映画)
4.0
おとなしいアメリカ人が原作。昭和20年ダイヤモンド半ばのフランス植民地下のベトナムが舞台。正義感ではあるが独善的で世間知らずの「アメリカ人」をブレンダン・フレイザーが好演している。視点人物はマイケル・ケインが演じる現地妻を持つ怠惰なイギリス人だ。女を失いたくないために嘘をつくなんの共感のできない男だ。しかし、ケインが視点人物であるために彼に同情していくことになるし、爆破テロを目撃したあとの彼の決断を受け入れざる得なくなる。フレイザー演ずるパイル視点の物語も見てみたいところだ
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