Deltalpha

日本のいちばん長い日のDeltalphaのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
4.6
手に汗を握る緊迫感と迫力ある演技は流石のもの。国家と自身の命を捧げた戦争を終わらすということは、どれだけ大変で辛く、厳しい選択であるかが身に染みて伝わってきます。

8月中旬、到底暑さで寝れない夜、それが確かに伝わってくる汗びっしょりで走り回る姿は、リメイク版に大きく不足している熱意でしょう。白黒映画だからこそ、際立つ陰影と、ドラマチックなライティングも、今の日本の映画では決して味わえない代物です。
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